南アフリカの貧困地域レンガ

南アフリカについて3週間経ちました。あとの3週間思いっきり楽しんで帰ります!!!

 

今回は南アフリカの貧困地域レンガへ行ってきました。

 


僕はこの記事を通じて、みんなに南アフリカの貧困地域のリアルを知ってほしいです

 


僕にできることはなにかと考えた時に、この事実を周りに伝えることだと思いました

 

 

なので、写真付きで南アフリカの貧困地域レンガについて書いていきたいと思います。

 

 

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南アフリカには貧困地域がいくつかあります。

 

 

アフリカと聞くと、インフラが整っていなかったり、そこら辺にゾウやライオンが歩いてたりするイメージがある人もいるかもしれません。

 

しかし僕が住んでるのはケープタウンという町は都会で、観光地や留学先として様々な国の人が集まる町です。洋風なレストランや大きなショッピングモール、近くのメインストリートにはバーやクラブが並んでたりして賑わっています。高級車を見かけたりすることもあります。

 

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ただ、その中にも沢山のホームレスを見かけます。僕が住む周りの治安や格差については、前回書いたのでぜひ見てみてください。

 

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南アフリカの貧富の差 - kari’s blog

 

 

この記事に書いたように、南アフリカではアパルトヘイトの名残がまだまだ残っていて貧富の差がとても大きいです

アパルトヘイト時代に住む場所が線引きされた地域がまだ残っています。なので貧困地域が南アフリカには数多くあります。

 


その貧困地域の実情を知りに行ってきました。

 

 

その実情について、写真付きで説明していきます。

 

 

街並み

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この日は天気が良くて暖かい日だったので、歩いてるだけで気持ちかったです。

このように洗濯物が家と家の間に干されていました。

街には学校や売店などもあります。車を持ってる家もありました。学校の下校時間と被ったので多くの学生たちが下校してる姿が見受けられました。

 

 

 


住宅

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 この写真の家には2人の大人と2人の子供が住んでいます。この1つのベッドをその4人で使用しています。日本では1人用の部屋として、使われる広さの部屋で生活しています。意外にもテレビのある家が多かった事には驚きました。

 

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ただ隣の家とも近く、壁がこのように薄いのでテレビの音は隣の家までまで届きます。現地の人は「プライベートが家にはない」と言ってました。またエアコンやヒーターなど無いため、夏は暑く冬は寒いらしいです。

南アフリカの夏は日本の夏と同じくらいの気温です。冬は雪は降らないもののとても寒い気候なので、非常に厳しい環境だと感じました。ましてや小さなベッドを共有して寝ていたり、子供の泣き声やいびきなど響き渡る事を考えると非常に厳しい生活環境だと思います。

 

 

トイレ

 

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家にシャワーやトイレが付いていない家がほとんどです。共同のトイレが町にいくつかあります。

雨が降った後だったので床は水浸しで、入るとすごい激臭がしました。寝る前も起きてからもわざわざこのトイレまで来ないと行けないと考えると、なかなか自分はしんどいです。

 

キッチン

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レンガのある家の晩ご飯です。鳥の頭や足を煮込んだ料理らしいです。鳥を食べることが多いそうです。

 

家の周り

 

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街道のゴミも酷かったですが、家の周りのゴミも酷かったです。子供たちが粗大ゴミの山の上で遊んでいました。

 

 

レンガの子供達

 

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僕はこの貧困地域訪問で1番印象的だったのがこの子供達です。

 

子供の数が年々増えているらしいです。町を歩くと沢山の子供があちこちで元気に走り回って遊んでいました。

 

そしてその近くを歩いて通ると、何人かの子供達が駆けってきて抱きついてきました。

1人を抱っこしてあげると、自分も自分もと次々に子供が駆け寄ってきました。

 

 

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僕はこの子供達の元気さと純粋さに心打たれました。また同時に色んなことを考えさせられました。

 

 

ここでひとつ南アフリカの学校の事情について、書きます。

 

僕の家の近くにある幼稚園を覗くと白人の園児しか見当たらないです。気になったので、家に住む80歳の物知りおじいちゃんに話を聞くと、白人と黒人で分けてるわけでは無いけど、普通の幼稚園は高いので自然と白人の子供が集まってるらしいです。

学校には全員が行けるけど、良い学校にはある程度稼ぎのある家庭の子供しか行かせてあげれないんです。また、企業は良い教育を受けてきた学生を欲しがるので、白人は企業につけて、低所得者の集まる学校に行っていた子供は良い教育を受けていた学生と比べて就職が難しいと聞きました。この循環が未だに、貧富の差が縮まらない理由の一つだと思いました。

 

 

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僕は21年間ほとんど日本で暮らしてきて、このような地域に行ったことはなかったので、目につく全てが衝撃的でした。毎日日本で送ってた普通の生活が本当に贅沢なんだとこの日ほど感じた日はありません。テレビやSNSで貧困地域を見ることはあったけれど、その時に感じた物とは別物でした。この町の空気感、音、人とのコミュニケーションなど、実際にここの人達と触れ合って感じたことが大きかったです。

 


あの無邪気な子供たちや、店のおっちゃんや絡んできた青年達。この街に住んでる人の多くが、ものすごくイキイキしていました。

 

戦後の日本や、東南アジアの発展途上国などは、人々の個々のパワーが強くてそのパワーが経済をすごいスピードで押し上げた学んだことがあります。

 

この未完成な環境で住む人々はそんなパワーを持っているんだと思いました。逆に不便のない環境で住む日本人は、この人たちが持ってるようなパワーや活気に負けてるような気がしました。

この街に行って、この人々のパワーを目の当たりにして、ほんとに自分のパワーにもなりました。間違いなくお金じゃ買えない貴重な自分の価値観に関わる経験をしました。



 

終わりに

 

こんなに拙いブログを読んでくれて本当にありがとうございます。

 

南アフリカの留学では、英語はもちろん英語学習以外でこのような経験ができます。

学生のうちにしか出来ないことをしたい、人とは違うことがしてみたい。ていう人に強くお勧めします!!次回は南アフリカ留学を勧める理由を書こうかなと思います。